AIで生成したLPの実例(UVカットラッシュガード)ファーストビュー

「AIでLPが作れる」と聞いても、実際にどんなものが出てくるのか見ないと判断できない——この記事はその疑問に答えるために書きました。AI LP生成ツール「EC一発LP」に商品情報を入力して実際に生成されたLPを、入力した情報から出力された全セクションまで、加工なしでそのまま公開します

題材はECで定番の夏物商材「UVカットラッシュガード」。デザイナーへの依頼もデザインツールでの調整も一切なしで、入力から数分でこの後お見せするLPが出力されました。まず実例を見て、そのあとに作り方の手順と、AI生成LPの向き・不向きを整理します。

入力したのはこれだけ:商品情報のテキストと写真

今回AIに渡した情報は、次のテキストと商品写真だけです。プロンプトの工夫は何もしていません。

  • 商品名:UVカット ラッシュガード
  • ジャンル:レディースファッション・スイムウェア
  • 価格:4,280円(税込)送料無料
  • ターゲット:20〜40代女性中心(ユニセックス設計)
  • 差別化ポイント:UPF50+ 紫外線98%カット/水陸両用の速乾生地/ゆったりシルエットで体型カバー
  • 顧客の悩み:日焼け止めだけでは不安。塗り直しが面倒。水着だけでは体型が気になって思いきり遊べない。

ここから、キャッチコピー・セクション構成・デザイン・掲載画像まで、すべてAIが生成します。

出力されたLPを全セクション公開

出力されたのは、ファーストビューからCTAまで全10セクションの縦長LPです。主要セクションを順に見ていきます。LP全体を1ページで見たい方はこちら

ファーストビュー:コピーとデザインの方向性をAIが決める

AIで生成したUVカットラッシュガードLPのファーストビュー

「もう日差しを気にせず遊ぶ」というキャッチコピーは、入力した「顧客の悩み」からAIが起こしたものです。プールの水面を背景にした商品カット、UPF50+・紫外線98%カット・水陸両用・速乾のアイコンバッジ、価格と送料無料の表示——ECのファーストビューに必要な要素が一画面に収まっています。青×白の爽やかな配色も、指定したものではなく商材から選択されたものです。

課題提起:入力した「悩み」がチェックリストに展開される

AIで生成した課題提起セクション

入力した悩みのテキストが、「日焼け止めだけでは少し不安」「濡れるたび塗り直しが面倒」といった共感チェックリストに展開されています。「子どもと遊ぶと日差しを避けにくい」という項目は入力していない内容で、ターゲット(20〜40代女性)からAIが補完したものです。プールサイドの小物やイメージ人物のカットもAI生成です。

比較表:競合との違いを構造化する

AIで生成した比較表セクション

「日焼け止め単体」「一般的なパーカー」という比較軸はAIが設定したものです。UV対策・塗り直し・濡れた快適さ・体型カバー・使えるシーンという5項目で◎○△を整理する、ECの定石どおりの比較表が出力されています。この「何と比較するか」の設計は、人がやっても意外と時間がかかる部分です。

クロージング:購入判断に必要な情報を集約

AIで生成したクロージングセクション

最後のセクションでは、カラーバリエーション、特徴アイコン、価格、「あす楽対応」「サイズ交換1回無料」といった購入の後押し要素がまとめられています。このほかに特徴セクション4枚・ベネフィット・FAQを含む全10セクション構成です。全セクションはこちらで公開しています

この実例はどうやって作ったのか:3ステップ

  1. 商品情報を入力する——冒頭に載せたテキストをフォームに入力します。凝ったプロンプトは不要です。
  2. 商品写真をアップロードする——手持ちの商品写真をそのまま使います。LP内の商品カットやイメージ画像は、この写真をもとにAIが生成します。モデルやカメラマンの手配は不要です。
  3. 生成を待つ——数分で全セクションが画像として出力されます。縦長のセクション画像形式なので、そのまま楽天市場やYahoo!ショッピングの商品ページに貼れます。

従来のLP制作でこの品質を外注すると30〜60万円・納期1〜2ヶ月が相場です。費用の内訳と比較はLP制作の費用相場で詳しく整理しています。

AIでLPを作る一般的な手順

特定のツールに限らず、AIでLPを作る流れは次の5ステップに整理できます。

手順1:商材情報を整理する

今回の実例が示すとおり、AIの出力品質は入力情報でほぼ決まります。商品スペック、価格、ターゲット、差別化ポイント、顧客の悩みを先にテキストにまとめてください。ここが薄いと、AIは推測で埋めるか、当たり障りのない一般論を出してきます。

手順2:構成とコピーを生成する

汎用の対話型AIでも、LPのセクション構成とコピーの下書きは十分作れます。実例の「ファーストビュー → 課題提起 → 特徴 → ベネフィット → 比較 → FAQ → CTA」という並びはLPの定石で、詳しくはLPの作り方 完全ガイドで解説しています。

手順3:デザイン・画像を用意する

ここが従来最大のボトルネックでした。コピーだけAIで作っても、デザインと画像を人が作るなら工数の大半は残ります。実例のように画像一式まで生成するタイプのツールを使うか、デザインは別途用意するかで、かかる時間が桁で変わります。ツールのタイプ別の違いはAI LP作成ツールの選び方で比較しています。

手順4:事実確認と表現チェックを行う

AIが生成したコピーは必ず人の目で確認してください。商品固有の事実(素材・サイズ・保証条件)の誤りや、景品表示法・薬機法に触れる表現をAIが平然と出力してくることがあります。今回の実例でも「UPF50+」「98%カット」のような数値は、実際の試験結果と一致しているかの確認が公開前に必須です。

手順5:公開して反応を見る

AI生成の最大の利点は作り直しのコストがほぼゼロなことです。1本を作り込むより、公開して反応を見て作り直すサイクルを回すほうが、成果への近道になります。

実例からわかる、AI生成LPの向き・不向き

実例を見てわかるとおり、AIは「商材ジャンルに応じたECの定石」をかなり正確に再現します。爽やかな配色の選択、悩みのチェックリスト化、比較軸の設定、購入後押し要素の配置は、人間のデザイナー・ライターが行う判断と同じです。定番の型がある物販商材なら、そのまま公開できる水準に達しています。

一方で向いていないケースもあります。ブランド独自のデザインガイドラインに厳密に従う必要がある場合や、LP内に料金シミュレーションのような機能を組み込む場合は、人によるデザイン・実装が必要です。AIに任せる範囲の判断基準はAI LP作成ツールの選び方にまとめています。

まとめ:まず1本作って品質を確かめるのが早い

AIでLPを作る方法を、入力から出力まで加工なしの実例で紹介しました。要点は3つです。

  • 2026年時点のAIは、コピー・構成だけでなくデザイン・画像一式まで、そのまま貼れる形でLPを生成できる
  • 出力品質は入力する商材情報の質で決まる。事実確認と法令チェックだけは人が行う
  • 作り直しコストがほぼゼロなので、悩むより1本生成して品質を見るのが早い

この記事の実例は「EC一発LP」で生成したものです。自社商品でどんなLPが出てくるかは、実際に試すのが一番早く確実です。